予定が被ることに静かに興奮する


親に荷物を送るため、梱包用の新聞紙をコンビニへ買いに行く。

新聞ラックから適当に新聞を引っこ抜いたら朝日新聞だった。
親は自民党支持者で根っからの右翼なので、
めんどくさいことになったら嫌だなと思い、読売新聞に選び直した。

家に帰り、新聞を一通り読む。
社説も4コマ漫画もつまらなかった。
コボちゃんに関しては意味が不明だった。
というか、今までコボちゃんを理解できたことのほうが少ないことを思い出す。

新聞はくしゃくしゃに丸めてダンボールの隙間に詰めた。


夕方、イベント参加のため渋谷へ向かう。


イベント前に夕食をとるべく、渋谷ヒカリエの韓国料理屋へ。
餃子スンドゥブを注文。

隣の席もお一人らしく、そのかたもスンドゥブを食べているのが視界に入る。

スマホなどを見ずに黙々とスンドゥブに向き合っている。
聞こえるのは食器の音だけ。
食に・・向き合っていて・・かっこいい・・と思う。

食事のときぐらいはスマホを気にせず、食に集中せよというのはここ最近の己の課題だ。

が、スマホの通知がきたので確認してしまった。
ホタテくんからだ。
「いま渋谷にいるけどれっちゃんどこおる?」

ヒカリエで飯を食べておるよーと返事をすると、
お互い渋谷にいるなら会わない?とのこと。

スンドゥブを半分ぐらいたべて、会計した。


気になっていた渋谷〇〇書店にホタテくんと行く。

人と行く本屋はゆっくりみれない。
パパッとみて気になった本を一冊買う。
今度一人でまた来ようと思った。



知的好奇心をパワポにして発表するイベント「出港!パワポ丸」に参加する。
司会をされている古賀及子さんの日記が好きで3年ぐらいずっと読んでいる。
憧れの作者と自分の予定が被ることに静かに興奮する。

イベントは、めちゃくちゃ笑った。

笑いながら思う。
自分の興味のあることだけを考えている人が好きだ。
そういう人は、ゆらがないから。


好きなものに囲まれて暮らすこと、
生活を快適にあるように工夫することが、
日々をたのしく張りあいのあるものにすることを痛感した一日だった。


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ヒカリエから見た夕焼け。