天国

朝、夢をみた。姉1号と二人で住宅街にいた。ふたりとも登山の格好。目の前には観光地によくある記念コイン印字するような機械がある。

姉に「ここは何?」と聞くと、「天国だよ」と答えた。


そうか、ぼくたちは登山中に死んでしまったのか。悲しさより天国に来れた好奇心、悩みのない爽快感があった。
姉は先に到着していて、天国について周りの人にいろいろ聞いていたらしい。そして僕がくるのを待ってたと。

まずは目の前の機械で天国へ住民登録をした。名前はなんでもいいらしく、それならと下の名前だけで登録。

住宅街には小さい公園があり、そこには僕が好きな植物が生えていた。生前に「あーこの植物好きだな」と思った植物たちらしい。

幹線道路沿いには僕の好きな店が並んでいた。

 

昼、携帯が壊れてるので本を読んで過ごした。

 

夜、アップルストアiPhoneを受け取った。アップルストアの店員さんって外資らしいラフな接客で親しみが湧くんだろうけど、それを通り越して雑な人に当たってつらかった。自分を殺しきれてないラフさだった。人間の本能のラフさ。ディズニーのキャストとかスタバぐらいを求められてるんだろうけど、キャッチっぽかった。

別の店員さんも独特だった。セリフひとつひとつに親しみやすさを無理くり出してたというか。

バッテリーを「電池」、ケーブルの断線を「ケーブルが剥ける」と表現してた。マニュアルがあるんだろうか。

 

6sぶりのiPhoneはいろいろ変わってた。バッテリー残量がパーセント表示できなくなったことに一番驚いた。