玄関に大きいダンボールが置いてあった。トイレットペーパーが届いた!
クリスマスプレゼントみたいで笑った。よいしょっと持ち上げると、まあまあ重くて、腰やっちゃいそうだなと思った。と同時に資本主義が見えて複雑な気持ちになっていった。
このトイレットペーパーに何人が関わったのだろう。近所にドラッグストアがあるのに、1日かけて埼玉の倉庫から届いた。このダンボールは誰かの腰を壊した可能性もある。その人が休んでも代わりの人はいるんだろう。
UberEatsで注文するときも送料をケチりたくなるけど、交通量の多い道路を急いで届けてくれる。早く届いたら、「予定より早く配達しました」と通知も来る。犬が撫でてと要求してくるみたいだなと思ってた。
今日は怖さを感じたけど、資本主義社会なのでAmazonもUberもやめない。誰もが使われる側だし、使う側なのよ。ゲーム感覚で生きていかなきゃ辛いな。
後ろから押されて立ち止まれない濁った流れるプールで永遠に歩き続ける。
愚かだから、この感覚も明日には忘れてるだろうな。