字っていい


4月1日(金)

起きたのか起きてないのか分からない状態。
エイプリルフールだなと気付き、目がカッと開いた。

グワッとスマホを掴んでデイリーポータルZにアクセスする。

あー。今年の企画いいわ。手紙を書く企画だ。
字っていい。
朝食のパンを食べながら、歯を磨きながら手紙を読んだ。



さて、運命の日、チームの3人に頑張りましょー!と声をかける。
仕事はあっという間に大忙しになった。
富士登山に例えたけど、ほんとそのとおりだ。
富士山を甘くみるな。いけるかもーと思ってたらめちゃくちゃ大変なのを思い出した。
今回もいけるかもーと思ってた。


2時間ぐらい残業した。定時で終わらせたかったけど無理〜ってなって。
病院もキャンセルした。結局残業しても終わらんかったのでPCを持って帰った。
(んで、今朝4時過ぎからやってさっき終わった。)



映画の時間もあったので退社。
お腹すいたままドライブマイカー。3時間大丈夫かな。
ポップコーンでも買おうかなと思ったけど並んでたからやめた。

映画館のポップコーンっていつも並んでる。
あれなんでだろう。もっと気軽なポップコーンでもいい気がする。スーパーで売ってるあれを500円ぐらいで売っても売れる気がする。というかあの場だと買う。並びたくない人向けに。ディズニーだったら普通に売ってそう500円のマイクポップコーン。

映画はほぼ満席だったのが意外だった。
20時開始23時終演だったんだけど、新宿だからかな。



さて、映画。
ばーって書いたら長くなっちゃいそうなので、気になった・好きだったとこ。
・最後のシーンに繋がっていく脚本がよかった。
・音は見下して生きてきたのかもなと思った。物語を作ることで正義や秩序というマイルールを昇華させていったのかも。秩序の乱し(浮気)は、男の欲望も反映する。相手がいなければ成立しない罪だから内面的に男たちを堕落の道にもたらしていた。家福の自覚のない欲望や邪念を表面化させることで、内側から堕落させていった過去がみえた。(高槻から話の続きを聞いたシーンでは特に)
・夫婦宅での食事から「赦し」へ流れが変わっていったのがよかった。あー今好きなシーンって思いながらみた。
・みさきやコン・ユンスが「承認(導き)」の役割をしていたのは結果的に互い救われたのかなと思う。自分を許す、相手に救いをもたらす。相手を受け入れる、自分に救いがもたらされる過程撮りの巧さよ。

勝手な解釈だけどコン・ユンスは宣教師じゃないかと思った。辻褄が合うというか、すごく自然に感じる。
最後のシーンでみんなが救われた。
キリスト国家である韓国を使うことでそれを表現したのかなと思った。

愛、赦し、平和、沈黙、共食、降りてくる物語、台本読み、ワーニャ伯父さんの物語、端々から宗教的な印象を受けた。
何年か後にまたみたい。

おかえりの前に1クリックを!

あと柚原とコン・ユンスが「そっち側の人間」を保ってる感じ、機械的な対応が日本人がイメージする宗教っぽさを感じた。
「専属ドライバーを付けるのはルールなんです」「中止しますか?あなたがワーニャ伯父さんを演りますか?」「待てるのは2日だけです」みたいな淡々とした感じが。これがなかったら家福が暴走してしまったのかもなと思ったから、いい役割だった。