さらば、全てのメルカリ

朝、メルカリの取引が完了する。

商売ってほしいものを欲しい人に売る。

売った人も買った人も嬉しい。
本来はお互いに喜ぶ行為なんだろう。

売上金の振込申請をしたので、えいやっとアプリをアンインストールした。
一時期、一日に何度も欲しいものを検索して依存してた時期もあった(昔のライオンキングのパンフレット)

さらば、全てのメルカリ。


昼、今年はのど自慢大会が開催されるらしいぞと噂が回り、社内がざわつく。
どうもビルのテナント対抗でのど自慢大会を毎年やっているらしい。

その話題になった途端、みんなイキイキしはじめた。

普段あまり喋らない同僚が饒舌になったので、これはただ事じゃないなと感じた。

それはそれは盛大な祝祭のようで、
社内選考で選ばれた人が会社代表として出場すると。

マツケンサンバの上下にふりふりが付いたスティックを持つバックダンサーならやりたい。


夜、徹子の部屋を観る。
草笛光子 岸恵子 黒柳徹子 平均年齢88歳の回だったが、みんなシャキシャキしてて驚く。

米寿って金のちゃんちゃんこを着させられてちょこんとしてるイメージだったがこの3人は違う。

岸恵子のエピソードが好きだった。
夜2時まで起きてることもあり、おなかが空いたときは丁寧に夜食を作るらしい。
海老から出汁を取ったり、お米を炊いたり。

年寄りは早く寝るもんだと思ってたが、草笛光子も4時まで起きてることがあると言っていた。
歳をとってから寝付きにくくなったと。へえ。

三人とも暮らしを楽しんでいるなと思う。
楽しく暮らすというのは才能というより知恵だ。


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