Lucky Boy

 

深夜、3時までお酒に付き合わされた。眠いと言ってるのに寝かせてくれず。それ以上飲むなと言っても止まらず。お酒をシンクに捨てようとしたら通せんぼされたり。ソファで寝るからと寝たら隣に入ってきた。向こうに行ってと何度も伝えてもどかないので、最後は「キモいから向こう行け!」と強く言った。

 

朝、7時ごろ最悪な気分で目が覚める。トイレに行きたかったけど、彼が起きてほしくない、喋りたくない。2時間ジッと我慢して、昨夜のことを考えた。

 

昼、中野ブロードウェイに行ってから寿司を食べた。(帰ってと直接伝えたら逆上されそうで怖いなと思い、せめて昼で適当に切り上げようと考えたプラン)

 

夜、映画「ちょっと思い出しただけ」を観た。

 

そのあと彼から電話が来た。昨夜のことを何も覚えてないらしい。

「やらかしてたなら教えて」

「明日仕事だし、今日は長く話したくないから思い出したら電話して」

「ヒントだけでもちょうだい。」ヒントってなんだし。舐められてんな。そしてまた、好意を持ってることを伝えられた。舐められてんな。

とりあえず昨夜のことを思い出してと、電話を切った。

 

ザヤと電話。もっと自分を大切にすべし。自分の価値観を明確にすべし。自分が最も大切にしてることを知るべし。自分を3mぐらい後ろから見る感覚が必要。

 

彼が使ったベッドで寝るのが気持ち悪かったので大量に香水をかけた。

 

最悪な気分で散歩してたら路上アートを見かけた。ちょっとだけうれしい気持ちになった。